ご  挨  拶

    令和5年 新年度のご挨拶





経絡色体治療研究会会長 竹辺 博敏


 会員の皆様、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 今年のお正月休みは例年よりも少し短いものでしたが、ご家族・ご友人と年末年始を過ごされたり、有意義に休暇を満喫されたりと、充分に英気を養い、新たな気持ちで新年を迎えられたことと思います。年頭にあたり、皆さんに、一言ご挨拶を申し上げます。

 さて、2023年は、東洋の「十干十二支」の考え方では「英卯」(みずのとう)の年です。
 「葵卯」は「厳しい冬が去り春の兆しが訪れる」、「これまでの努力が実り、芽吹き始める」といった年を予感させます。

 では我々の周りを見渡してみれば、やはり新型コロナの影響を多分に受け続けております。その現状は、予想通りウィルスは弱毒化し感染力は増大するものの潜伏期間や治癒期間は短縮しているように感じます。また世界の趨勢はほぼ with Corona すなわち『このウィルスと共存する』に向かっているようです。これは医療に携わる者として到底楽観主義者になってはなりませんが、この傾向は明らかにこれまでと違うように感じます。

 まだまだ予断を許さない状況ではありますが、大きな希望・夢をもって過ごしてもいいのではないかと考えています。

 このコロナウイルスの蔓延に伴い、「免疫」について考える必要性が高まっています。「免疫」とは「バランス」です。東洋医学においても陰陽、気血五臓六腑等、様々な要素をまとめて「バランス」が保てている状態において初めて、「免疫」を発揮できる状態にあるといえます。しかもそれは弱々しいものでは駄目で、充実した力強いものでないといけません。我々の経絡色体治療にはそれを成しえる大きな可能性があります。先生方にはその力を遺憾なく発揮するため更なる研鐙に励まれますようお願いいたします。

 会員の皆様方もご健康の維持に十分にご留意頂きたく存じます。そして、常に患者や病気に真撃に向き合い治療技術を磨き患者のお役に立てる治療家でありたいという信念を持ち続け飛躍の第一歩となる年にしていきましょう。

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コロナと三経絡色体治療法

 西山接骨院 院長 米本徳雄

 
 3年以上コロナが蔓延している、人々は自衛の為にワクチン接種に走る、病原菌もいろんな形に変化させて侵入しようと迫ってくる、ウィルスも細菌も人間も皆生存競争をしている。それぞれが生き残りをかけ、お互いに必死であるからこの闘いは永遠と続く。

 現社会は環境の向上で外傷に対しては抵抗力が上がっているが、細菌やウィルスに対しては様々な原因で弱くなっており、この弱点を補わないと人問の未来は心もとない。また、身の回りに多くの健康情報はあふれているが、その多くは正確な状態を伝えきれていない、東洋医学の素晴らしさを今まさに世に知らしめるべき時で、三経絡色体治療法がいよいよ世に貢献してゆく時代へ突入する。

世界は三経絡色体治療法を待ち望んでいる。

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